山形・中学生のお母さん、超音波式加湿器のメリットデメリット
超音波式加湿器がありますがご存知でしょうか。
タンクの水を超音波振動で霧状にしてにして放出、加湿します。
消費電力が小さく、加熱した蒸気を放出しませんので安全性に人気があります。
もっとも注目されている加湿器に、プラズマクラスター技術の超音波式加湿器があります。
年々、機能が高度化する加湿器の中でも、このプラズマクラスター超音波式加湿器には、空気中のカビやウイルスを除去する機能がついています。
ウイルスを除去する超音波式加湿器とは、どういうしくみになっているのでしょう。
空気が乾燥した場所、湿度が40%以下になるとウイルスにとっては、住みやすい環境になります。
ウイルスを除去する超音波式加湿器の、プラズマクラスター技術ですが、ひとことで言うならウイルスの効力を分解することにあります。
水に包まれたプラスイオンと、マイナスイオンが、カビやウイルスを包み込むと、酸化力をもった物質に変化して、ウイルス・細菌・カビ・アレルゲンのタンパク質を分解してしまいます。
これは、大いに期待できる高機能の超音波式加湿器と言えます。
しかし、超音波式加湿器は貯水タンクに沸いた雑菌なども放出するため、雑菌による肺炎や熱性疾患が心配されています。
加湿器の定期的な清掃を心がけ雑菌の繁殖には、充分注意してください。
あなたのお家でも、超音波式加湿器を使っていますか。超音波式加湿器は微生物をまき散らしてしまうといわれています。
もちろん利点もあるのですが、水の中の大きな粒子を空気中にまき散らしてしまうというデメリットも大きいですので、使用されていましたらこまめにお手入れしましょう。
まき散らされたカビを吸いこむと、アレルギーの原因となるのですが、もっと怖い例が有ります。
レジオネラ菌は肺炎の原因となるのですが、超音波式加湿器の使用により、このレジオネラ菌をまき散らしていた為に肺炎が発症し、死に至ったというものです。
良かれと思って使用していた加湿器が、使用の仕方で怖い菌を撒き散らしてしまったようです。
新潟市で超音波式加湿器を使っていた男性が2007年10月上旬にレジオネラ症で死亡しました。11月21日、同市はこの件について家庭用、超音波加湿器が感
染源の可能性が強いと発表しました。同市保健所によると、死亡した男性のタンの菌と男性が使っていた超音波式加湿器に付着していた菌のDNAパターンが一致したと発表しました。
特に免疫力の弱い小さい子供も怖い菌から守らなければなりません。
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